受験で負ける人の思考
◯練習には二種類ある
ふだんの勉強をしているとき
その勉強は
勝つための練習になっていますか?
練習すること自体が目的になり、
練習したという事実に満足していませんか?
受験は勝負です
必ず勝つ人と負ける人がいます
だから勝負です
勝つためには、
勝つための練習をしなければいけません
練習のための練習をしているようでは
勝てないんです
◯「再現」できなきゃ意味がない
勝つための練習と
練習のための練習では
「再現」することを考えているかどうかに違いがあります
練習のための練習をしている人が
・問題集を解く
・解説を理解する
・次の問題に移る
という勉強をしているのに対して
勝つための練習をする人は
・問題集を解く
・解説を理解する
・受験当日も解けるようにひと工夫をする
・次の問題に移る
のように、ひとつ行動が多くなります
ひと工夫の具体的例をあげると
・深く理解できているか確認するために類題を繰り返す
・暗記すべきことを忘れないように語呂合わせをつくる
・問題の重要ポイントをいつでも見返せるようにリストを作成する
などのような行動をしているかもしれません
いずれの行動も
受験当日に学んだ内容を「再現」することを意識した練習
つまり
勝つための練習をしている
と言えるでしょう
◯忘れることを受け入れる
「再現」することを意識できる人とそうでない人の差はどこにあるのでしょうか
それは
人間は忘れる生き物だ
ということを受け入れているかどうかです
単純暗記は24時間もすれば74%は忘れますし、
理解して覚えたことでさえ数日経つと忘れることがあります
嫌な記憶は忘れることで救われるときもありますが、
受験勉強に関していえば
忘れることは苦痛以外の何者でもありません
だからといって、忘れることから目を背けたら、
それは負ける人の思考です
結局、いくら勉強したところで
得た知識を勝負の日に発揮できなければ意味がありません
忘れることは当たり前だと受け入れて
受験当日に引っ張り出すための具体的なひと工夫を入れていきましょう
今日学んだことを
勝負の時に活かせるかどうか常に考える
それが勝つ人の思考です