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求めるべきは解き方であり、学び方である。

現代文ができない3つの理由。

■問題点1「文章が難しくて読めない」

 

現代文の問題はすべて文章の中から解答の根拠を導き出す必要があるので、文章が読めないと当然問には答えられない。したがって、語彙力の養成は必要不可欠である。ただし、問題文に出てきた難解な用語を一字一句闇雲に覚えるのは非効率的である。

 

□イーズ対応策

 

そこでイーズ現代文では、毎回の授業で扱う文章の解説を通して、評論文でよく使用される言い回しや頻出の語句を優先的に学習し、効率的に語彙力を高めていく。さらに、語彙をなるべく記憶しやすくするために、ややこしい話や難しい解説は極力排し、身近な例に置き換えながら分かりやすく解説するよう工夫しているので、評論文が苦手な人も安心して受講してほしい。

 

 

■問題点2「聞かれていることに対して正しく答えていない」

 

現代文は一般的に「問を正確に把握する」→「文章中から解答の根拠を探しだす」ことによって正答を得られる。ところが、聞かれていること(問)を把握するステップを雑にしてしまう人が非常に多い。問をテキトーに読んでしまっているのが原因だ。極端な例を挙げると、設問が「公園で遊んでいるのはどんな人か」を聞いているのに、「公園で何人遊んでいるか」を文章中から求めてしまっている。「そんな馬鹿な」と思われるかもしれないが、文章が少し難解になったりすると、このようなミスを平気でしてしまう人がなんと多いことか。

 

□イーズ対応策

 

イーズ現代文は、演習後の解説をほとんど行わない。というのも、「問題を解いた後に聞く問題の解説ほど、面白くないものはない!」からだ。それに問題を解いたあとでああだこうだと解説されても読解力は上がらない。最も読解力が上がるのは「演習中」の時間である。イーズ現代文では、演習後の解説の代わりに、演習の最中に、ヒント形式でその問題の解き方・着眼点を与えていく。こうすることで、自分が考えていた答えの導き方が正しかったのか、設問の捉え方が適切なのかをその場で確認できると同時に修正することができる。結果、正しい「問題の解き方」が身につくので、見当違いな解答をしなくなり、間違いを減らすことができるのだ。

 

 

■問題点3「トレーニング方法自体が間違っている」

 

現代文は多くの人が間違った方法で勉強してしまっているが、これは現代文の問題性質上仕方がないのかもしれない。というのも、現代文はひとつの文章題の中に難易度の異なる問題が混在している。これは他教科との比較でより鮮明に理解できる。例えば、数学。数学を勉強する際に、まさか最初の計算練習をすっ飛ばして難解な文章題から解き始める人はいないだろう。計算トレーニングを積んで、典型問題を解き、最後に応用問題を解くのが自然な流れだ。ところが、国語の場合、国語ができる人もできない人も同じ問題集を同じように解いている。このように、闇雲な解き方をしていれば実力を効率的に高めることは不可能だろう。

 

□イーズ対応策

 

そこでイーズ現代文では、同じタイプ・同じレベルの問題を集中的に解くことで読解力のレベルを段階をおって1ステップずつ高めていく。その際、「何のためにこれらのタイプの問題を解いているのか」必ず明示するので、意識性の原理を働かせながら演習でき、さらに効果が高まる。

 

 

古典ができない3つの原因。

■問題点1「基本文法・句型が身についていない」

 

古文の助動詞がいい例だろう。多くの人が、助動詞の活用をスラスラ唱えられるようになればOKだと勘違いしているが、助動詞をはじめ「基本」とされるすべての文法・句型はあくまでも「道具」であり、文章のなかで使いこなせてナンボ、である。多くの場合、アウトプットの回数・方法に問題があるだろう。

 

□イーズ対応策

 

まず、基礎基本ができない限り、先には進まない。基礎基本を徹底する。文章のなかで「道具」として使いこなせるようになるまで、様々な角度から異なるアウトプットができるような教材を用意している。基本を疎かにしなければ、こんなにもできるものかと、ぜひ感動してほしい。

 

 

■問題点2「足りない、足りない。」

 

こちらは漢文が好例だろうか。多くの人が、漢文の基本句型をマスターして完成だと考えているようだが、はっきり申し上げて、そんな訳がない。たとえ句型がある程度理解できたとしても、漢字自体の意味(しかも多義!)を覚えねばならないし、文構造(S+V+Oなど)をおさえるトレーニングも必要だ。満点を取りたいのであれば、さらに突っ込んだ勉強が必要になる。

 

□イーズ対応策

 

先述した通り、まずは基礎基本を徹底する。その後、古文・漢文を深く理解する、いわば「応用力」を鍛えるトレーニングに入る。また、古文・漢文の背景知識を大事なところだけかいつまんで(なにぶん理系生は国語にかける時間がない!)解説することで、文章が劇的に読みやすくなるだろう。近年のセンター試験の国語を見れば分かるように、今まで以上に「国語(古典)力」が要求される今、もう1段階上のトレーニングが必須だ。

 

 

■問題点3「毎日触れない。」

 

古文や漢文は、英語と同じように「言語」の性質を持つ。ところが、多くの人が英語を毎日のように学習するのに対して、古典にあてる時間が極端に少ない。確かに、古文の文法や漢文の句型を効率的に学習することは大切なことだ。しかし、古典が「言語」の性質をもつ以上は断続的な勉強よりも継続的に学習をすべきである。1週間に1日、3時間古典の勉強をするのなら、1週間に6日、30分ずつ勉強した方がよい。

 

□イーズ対応策

 

そこでイーズ古典では、「日々の読解」と称する古文・漢文の短文を1~2日に1回演習することを義務化している(ただし、その年の生徒のレベルによる)。長ったらしい文章ではなく、あくまでも短文なので一日わずか20分ほどの時間で済むのに対し、継続的な学習ができるので大きな効果を得ることができる。

各クラス内容 ※カリキュラムは目安です

クラス内容

国語 ハイクラス

□カリキュラム

4月〜7月:現代文の語句や古文単語、文法、句形などの知識と、解くときの使い方を確認
8月〜1月:マーク演習(単元によって記述演習)&発展的知識の習得

□レベル

・共通テスト140点程度〜

□指導方針

朝テスト(古文単語、文法、漢文単語、句形)で毎週テストを何周もして、細かい抜けのないよう習得させる。知識があってこそ、論理的に施行することができる。
授業の最初に、読解の復習の確認として、小テストや、読み合わせするをする(古文・漢文も)。自習におけるわかったつもりを解消するためだ。国語を感覚で解く人は特に、根拠を持って解けるようにしている。評論では段落構成を宿題でまとめてもらい、授業で確認して、文章の構成把握や簡易要約の練習も行う。

国語 スタンダードクラス

□カリキュラム

4月〜7月:現代文語句、古文の活用・助動詞・敬語の基本的意味、漢文句形の形や意味の確認。 
8〜1月:マーク演習(単元によって記述演習)で解き方確認

□レベル

・共通テスト120点以下
・基礎知識の入ってない人

□指導方針

国語に必要な知識を基礎から徹底。特に古文、漢文は知識が少ない人が多いため、朝テスト(古文単語、文法、漢文単語、句形)で毎週テストを何周もし、定着レベルを引き上げる。
読解の演習では一緒に問題を解いてどうやって根拠を持つのかを確認。知識の抜け、勘違いポイントの修正は発問させないと難しい。
加えて、授業の最初に小テストや、読み合わせするをし、わかったつもりを解消する。段落構成を宿題でまとめてもらい、授業で先生が直接確認して、文章の構成把握や簡易要約できるにする。

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